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工程能力指数 Cp・Cpk 計算ツール
Cp は規格幅に対するばらつきの小ささ、Cpk はそこに中心のずれを加味した指標です。Cp が高いのに Cpk が低い場合、ばらつきではなく中心がずれています。その切り分けができると、打つ手が変わります。
最終更新 2026-08-29
使い方
- 図面・仕様書から規格上限と下限を入れます。
- 実測データの平均と標準偏差を入れます。表計算のAVERAGE・STDEV関数で出せます。
- Cp と Cpk を比べます。差が大きければ中心のずれが原因です。
- 上限・下限それぞれの余裕(σ単位)を見て、どちら側に寄っているか確認します。
計算式
Cp = (規格上限 − 規格下限) ÷ (6 × 標準偏差)
Cpk = min( (規格上限 − 平均) ÷ 3σ , (平均 − 規格下限) ÷ 3σ )
K = |規格の中心 − 平均| ÷ (規格幅 ÷ 2)
Cp は「ばらつきの小ささ」だけを見ます。中心がどれだけずれていても変わりません。
Cpk はそこに中心のずれを加味するので、Cp > Cpk のとき差の分だけ中心がずれています。
Cp が十分あるのに Cpk が低いなら、ばらつきを減らす改善ではなく
中心を規格中央に合わせる調整が先です。段取りや刃具の初期設定で直ることが多い項目です。
よくある質問
Cpk はいくつあれば良いですか
1.33以上を合格ラインとする例が多く、重要特性では1.67以上を求める場合もあります。取引先の要求水準が定められていることが多いので、まずそちらを確認してください。
Cp と Cpk の差は何を意味しますか
中心のずれです。Cp は規格幅とばらつきだけで決まり、Cpk はそこに中心位置を反映します。両者が近いほど中心が合っています。
片側規格しかない場合は
このツールは両側規格を前提にしています。片側しかない場合は、余裕のある側だけの計算(上限のみなら (USL − 平均) ÷ 3σ)を使ってください。上限・下限の余裕をσ単位で出しているので、そちらが参考になります。
データは何個必要ですか
一般に最低30個、できれば50個以上が目安とされます。少ないデータで出した標準偏差は信頼できず、Cpk も当てになりません。