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製造原価・損益分岐点 計算ツール
原価を「材料費+労務費+経費」で足すだけでは、あと何個売れば黒字かは分かりません。変動費と固定費に分けて見ると、損益分岐点の数量が出ます。
最終更新 2026-08-29
使い方
- 1個あたりの材料費・変動労務費・その他変動費を入れます。生産量に比例する費用だけを入れます。
- 月間の固定費を入れます。正社員給与・減価償却・家賃など、作らなくてもかかる費用です。
- 月間の生産数と売価を入れます。
- 損益分岐点の数量を見て、現在の生産数がそれを超えているか確認します。
- 限界利益率が低い品目は、数量を増やしても利益が伸びにくいので、単価か変動費の見直しが先です。
計算式
変動費 = 材料費 + 変動労務費 + その他変動費
製造原価 = 変動費 + 固定費 ÷ 生産数
限界利益 = 売価 − 変動費
損益分岐点の数量 = 固定費 ÷ 限界利益
営業利益 = 生産数 × 限界利益 − 固定費
固定費は作っても作らなくてもかかるので、生産数で割った額(配賦)は
数量が増えるほど下がります。「たくさん作ると安くなる」のはこの部分だけで、
変動費は減りません。値下げ交渉の可否は限界利益で判断してください。
よくある質問
変動費と固定費の分け方が分かりません
「生産数がゼロでもかかるか」で分けます。かかるなら固定費です。正社員の基本給は固定費、出来高給や残業代は変動費に近い扱いになります。厳密に分けきれない費用は、実績のグラフから傾きで推定する方法(スキャッターチャート法)もあります。
値下げ要求に応じてよいか判断したい
限界利益が残るかで判断します。売価が変動費を上回っている限り、その差額は固定費の回収に貢献します。ただし全品目で同じことをすると固定費を回収しきれなくなるので、限界利益率の高い品目とのバランスで見てください。
固定費の配賦はこの方法でよいですか
生産数で均等に割る単純な方法です。品目ごとに設備の使用時間が大きく違う場合は、機械時間や直接作業時間を基準にした配賦のほうが実態に合います。